走行距離4400kmの中古を、友人から6万円で購入。
使用場所は、かなり都市部。
主な用途は片道数kmの通勤。
筆者は、20代後半、中免所有、10年ぶりのカムバックライダー。
簡易インプレ
ギアチェンジのコツ
リアボックス取り付け
ヘッドライトのバルブ交換
ブレーキシュー交換
コンビニフック新設
ミラー交換
■■■メリット■■■
重い人間を乗せ、ガンガンに回しても、L40以上走るので経済的
ミッション50と異なり、靴を傷めないし、ギアチェンジも頻繁ではないので疲労が少ない。
実はタイヤ以外のチューニングパーツは豊富なので、気に入らない点は改造できる
ホイールが大きい為、スクーターより安定性が高い
郵政カブと同じホイールサイズで安定性と小回りの両立をしている
■■■デメリット■■■
気軽に荷物を積めない
(BOX取り付けで解決)
物によっては取り付けられないメットホルダー
(BOX取り付けで解決)
位置が悪く、右足と干渉するコンビニフック
(フック増設で解決)
加速が悪すぎ
プアな足回り
止まらないブレーキ
(ブレーキシュー交換で改善)
暗いライト
(バルブ交換で解決)
後方視認性の悪いバックミラー
(ミラー交換で解決)
1速がローギヤードの為、すぐに2速に入れる必要がある
自動遠心クラッチの為シフトダウンにコツがいる
(ちょっとした小技の存在を知り解決)
普通のカブとタイヤサイズが異なる為、リプレースタイヤの選択肢が無い
初期型なのでセルが無い(初期型はキックのみ、後期型はセル採用)
昼間はニュートラルランプの点灯が確認できない
4Lしか入らないガソリンタンク & シートを上げないと残量確認できない
結構、振動が大きい
■■■結論■■■
貧乏でランニングコストをかけたくない
速度はどうでも良い
スクーターは嫌だが、ミッションで靴を傷めるのも嫌
という条件のいずれかを満たさない限り、あまりお勧めできません。
逆に条件を満たすなら、最高だと思いますが。
慣れれば、面白いバイクだとは思いますけどね。
頑張っても交通の流れに乗るのが精一杯で、先頭を走ることは難しいです。
別のバイクからの乗り換えだと、
ブレーキング時にフロントが沈まない挙動は、ちょっと気持ち悪いかもしれません。
慣れの範囲ですので気にしなくてもいいと思いますが。
ただ、昔乗っていた初期型NS-1の時は
(メットインのミッション50でライトチューンを実行し、100km巡航可能だった)
時間が出来れば、目的地の無い日帰りツーリングや峠に、
ふらふらと出かけていたのですが、リトルカブではそんな気にはならないですね。
そんな気になっても、実際は途中で萎えてしまいますし。
致命的なまでのパワー不足(加速も最高速も)が原因なのか
私が年を取ったからなのかは分かりませんが。
最高速は平地で60km、下りで70km弱、上りや加速は話になりません。
ミッション50はおろか、スクーターにも負けます。
(リミッターが無い為、長い下りならスクーターには勝てますが)
スクーターに勝てるのは、走行安定性とランニングコスト。
ミッション50に勝てるのは、手軽さ。
所詮、どっちつかずの中途半端です。
逆に言えば、走りを求めず、道具として気楽に使うのであれば、最高かと。
カブに乗った人間なら誰もが「ギアチェンジ(特にダウン)が上手く出来ない」と戸惑います。
カブ乗りの間では有名な技術で回避できるのですが、
私もwebで知るまでは苦労しましたので、簡単にまとめておきます。
カブの自動遠心クラッチは、
シフトを踏みこんでいる間はクラッチが自動で切れ、
離した瞬間に、自動で繋がります。
つまり、シフトアップの時に衝撃が来るのは
「回転を上げすぎ」→「シフトアップ」→「離した瞬間にパワーバンドに入り加速」
というのが原因ですので、
「普段より早めのタイミング」→「アクセルを戻す」→「シフトアップ」→「離し終わってからアクセルを開ける」
という手順で回避することが出来ます。
ただ、この場合、当然ながら加速は遅くなります。
逆に、シフトダウンで、エンブレがかかりすぎて衝撃が来る場合
「ブレーキで速度を落とす」→「シフトを踏む」→「踏みっぱなしのまま、一度だけ空ぶかし」→「直後にシフトを離す」
という手順で回転を合わして回避できます。
1速は超ローギア設定なので、発進専用と割り切り、停止してからシフトチェンジすると楽です。
なお、カブ系のエンジンは、ギアを入れた状態でアイドリングにしても
エンストもしなければ、発進もしない構造になっています。
その為、止まってからガチャガチャとギアチェンジしても問題ありませんし
1速に入れた状態で止まって、両手を離しても大丈夫です。
日常の下駄として使う上で、メットインスペースが無い事に耐えかね
改善するために、後部キャリア上にボックスを導入
(バイク購入後、2週間めに導入)
【商品名】SH32 シャードテールボックス
【製造元】SHAD(海外製で輸入販売元は南海部品)
南海部品で16200円(定価18000円)で購入。
容量にこだわらず、単にメットが入ればいいだけなら、
鍵付きで1万円弱でありますし、ホームセンターでより安い製品もありますが
今回は、ある程度、容量とデザインにもこだわってみました。
ボックスのサイズはH31・W43・D40cmで、32L入るらしいです。
取り付けに必要な物は、+のドライバーと、10mmのスパナ
■バイクの幅や、人間の肩幅と同じ位なので、
すり抜けや駐車に影響を及ぼさない。
■降車時、たまに、後ろ回しげりを入れてしまう。
■デイバックを背負う必要が無くなり、肩こりや背中のべとつきから開放される
■価格の割に、意外とチャチなロック部。
■XLのメットと、小さなハンドバックの組み合わせ程度なら、なんとか同時に収納できる。
別の表現をすると、デイバックとコンビニ弁当+ペットボトルの組み合わせ程度。
■ちょうど縦(高さ)の中心にヒンジがあり、蓋と土台に分かれる構造の為
高さの有効利用が難しく、体感的な収納量は、
一般的なデイバックに詰め込める量とほぼ同じ。
■コンビニ袋2つや、メットとコンビニ袋の組み合わせは入らない
買い物を行い、別の店に入る場合、メットか買い物袋のどちらかを持ち歩く羽目になります。
■5kgのお米の袋は搭載できるが、1週間分の洗濯物は運べない。
■リトルカブに取り付ける際は、体の大きい人間だと、ボックスが背中に当たってしまう為、
可能な限り後ろに取り付けるのがポイント。
前方に付けた場合、不自然に背中を伸ばしたポジションの強制され、
なおかつ衝撃が背中に伝わる為に、腰痛の原因になります。
■リトルカブに取り付ける場合、デイバックとの併用は不可能ではありませんが
一番後ろに取り付けてもデイバックが干渉するため、同時使用していると、かなりイライラします。
小柄な体格ならギリギリOKかもしれませんが。
■2倍以上の金額を払えるなら、収納量の大きい上位モデルのSH48やSH-44がお勧め。
SH48の実物を見ると、サイズに圧倒されますが
実は、SH48で14cm、SH44で11cmしか横幅が変わりません。
金銭的な理由から妥協しましたが、実際に使ってみると大容量が欲しくなります。
■買い換える必要が発生した場合、同じ物を買う事は無いと思います。
次に買うときは、多少財布に無理しても、40Lクラスを買います。
次回は、中央で開くタイプだと深さが有効利用できない為、
深みのある受け側と、蓋という構造の物(安い価格帯に多いタイプ)で大容量の物が欲しいです。
市街地以外では、役に立たないライトの暗さに耐えかね
改善するために、ヘッドライトのバルブを交換
(バイク購入後、3週間めに導入)
4714km時点で取り付け。(まだバルブ切れしていない為、寿命は不明)
【商品名】
バイクビームB2 PH7 4 クリア
【製造元】
M&H マツシマ
南海部品で2160円(定価2400円)で購入。
製品名は、バイクビームB2で、以降は車種によって異なります。
PH7がバルブの形状、その後の4がモデルナンバー、クリアがバルブの色という仕様です。
取り付けに必要な物は、+のドライバーと、8mmのスパナ
(8mmのスパナは光軸調整用、取り付けだけならドライバだけで可能)
■店頭で見ると、パッケージが安っぽく、なおかつダサい。
そのせいで、値段の高い他のメーカーの製品を買いたくなる。
(私が買いに行った時は、これしかリトルカブに合う物が在庫に無かったので購入)
■確実に光量は増し、光の届く距離、幅ともに
ノーマルの倍近い範囲を照らすように感じる。
■アイドリングやアクセルオフでの光量もノーマルの2倍近い。
おかげで減速時やコーナーでも安心できる。
■夜間の幹線道路では、ハイビームは明るすぎて迷惑になり使えない。
もっとも、ロービームでも、ノーマルハイビームより、はるかに走りやすいので気にする必要は無い。
逆に夜間の住宅街や、街灯が無い場所でのハイビームは
照らす範囲が広く、光量も高い為、非常に安心して走行できる。
■光の色は、アイドリングではノーマルと同じオレンジ系。
アクセルONの状態では、ノーマルより白い光り方だが
ノーマルから変更した直後でも違和感は感じず、光量が増した分、安心感がある。
■バルブとレンズ形状の相性もあるようですが、リトルカブと、この製品の相性は最高です。
(同じバルブを使っても、レンズ形状との相性で、最終的な明るさが異なる事があるようです)
■買い換える必要が発生した場合、同じ物を買います。
コストパフォーマンスが非常に高く、お勧めの一品です。
物は良いけど、パッケージのダサさで損をしているかも。
■店員さんから聞いた意見 その1
同メーカーの同W数という前提ならば
ブルー系は、ホワイトやクリアより光量が落ちる。
ホワイト系は、クリアよりメリハリが出る為、見やすく感じる人と、見難く感じる人がいる。
(雨の中だと、特に違いが出るとの事で、万人向けなのは癖の無いクリアとの事です)
■店員さんから聞いた意見 その2
バイクの場合、W数を上げても光量がそれほど上がるわけではなく、
標準のW数と同じ物で高効率バルブにする方が、光量は確実に上がる。
標準以外のW数を入れると、電気系にダメージを与えることがある。
安売りしている車用のバルブは、耐震対策していない為、すぐに壊れる。
車と同じ速度、同じ車間距離だと、止まれない。
車間を広くすると、ガンガンに割り込みをかけられ、かえって危険。
なによりブレーキの効きの甘さは恐怖すら感じる為、交換。
【商品名】PRO ブレーキシュー 品番13750
【製造元】
DAYTONA
(バイク購入後、3週間めに注文、4週間目に取り付け)
4762km時点で取り付け。(まだ消耗交換していない為、寿命は不明)
南海部品で1つ1450円(定価1450円)を、取り寄せて購入。
「PRO」と銘打たれてますが、「素人」とか「BASIC」とかのラインナップはありません。
今まで乗ってきたのがディスクブレーキの物ばかりなので
つい「ブレーキパッド」と呼んでしまい、店員に「え?」って顔をされることもしばしばあります。
正しくは「ブレーキシュー」ですね。
必要な工具(ジャッキ等)が無かった為、取り付けは近所のショップに依頼。
工賃は5500円でした。
■アスペクトを含んでいる為、環境や人体には良くない。
■ノーマルタイヤとの組み合わせでは、制動距離は、1〜2割程度短くなります。
■ノーマルタイヤとの組み合わせでは、初めて交換し、
焼きを入れた直後は効く様に感じるが
慣れれば、まだまだ物足りない。
■若干、ノーマルよりタッチが硬いがコントローラブル。
信号停止などで、前車の後ろにつき、20km/h以下で走行する時などの
ブレーキコントロールがやりやすくなります。
■「ギューッ」という感じの自然な効き方で、「ガツン」とはきません。
3速50km/hから、30km/h(3速の下限)に減速した後、再加速する、という状況で
慣れるまでは、ノーマルの感覚でブレーキングしてしまい
25km/h程度まで落ちており、シフトダウンしないと加速できない事があります。
■前後の両方に入れていますが、どちらか一方だけかけても
特にロックしやすいということはありません。
■数分でパンツの中までボトボトになるようなハードレインでも
結構コントロールしやすい。
特に法定速度内では、非常にコントロールしやすい。
■ノーマルの足回りでの雨天走行は、グリップが皆無の為
いくらコントロールしやすくても、効きそのものも、それなりです。
(正直、ノーマルとの組み合わせで雨の中を飛ばす気にはなりませんが)
■悪くは無いのですが、「こだわり」が出来るほど、スバ抜けた性能ではありません。
コントロール性・効き、どちらの性能も確かに向上しますが
過度の期待は禁物です。
■買い換える必要が発生した場合、同じ物を買うかどうかは、微妙。
明らかに性能が上と分かる製品があれば、そちらを買います。
(ネットで見る限りキタコよりはデイトナの方が上のようですが)
標準のコンビニフックの位置は下すぎ、使い物にならないが
ボックスを取り付けていても、コンビニフックを使いたい状況が多く、フックを新設
【商品名】自作コンビニフック
【製造元】不明
(バイク購入後、4週間めに取り付け)
購入場所は、コーナンというホームセンター。
取り付けに必要な物は、+ドライバー。
オープンパットアイ6という製品名で350円で売られていたフックと
太さ5mm・長さ25mmの60円のネジを組み合わせただけ。
取り付け位置は、ハンドル下のネジ(シールの張ってある辺り)を入れ替える形。
おそらく、リトルカブにしかないネジ穴だと思われます。
この純正のネジは長さ15mmですが、フックの厚みと、ネジの形状が変わる為、
25mmの長さのネジを、現物あわせで取り付け。
この作業は現物合わせですが、5分とかからないので、
ホームセンターの駐車場でやってしまうのがポイント。
自宅でやろうとした場合、ネジの長さが足りない場合や、フックのネジ穴が小さい場合
再度、適当なものを買いに行く手間が増えます。
■純正のフックより20cm程度高い場所の為、足と干渉しない。
その為、純正コンビニフックが嫌いな人でも、安心して使える。
■荷物が車体中央にくる為、アンダーボーンと当たり、左右のどちらかに垂らす形になる。
左に垂らして、純正コンビニフックとの併用も、一応可能。
■吉野家の牛丼持ち帰り二段重ねや、コンビニのおでんも安心して運べる。
(メットインやボックスの場合、中でひっくり返って汁をぶちまける可能性がある)
■前カゴ取り付けと同様に、ハンドルに重さがかかる形になる為
重いものを載せると、ハンドリングが悪化する。
■位置的にはベストだが、突起物が飛び出す形になる為
乗り降りの際に足にあたる可能性があり、ホンダ自身は絶対に採用できない。
(実際に足が当たった事はありません)
追越をかけてくる車対策として、右斜め後方の視界確保と
夕日を背に進行 or 夜間走行時の、眩しさ対策に
幅広の角型防眩ミラーに交換
【商品名】
ナポレオン クロス2/オプティクス 品番AJS-10R(右)・AJS-10L(左)
【製造元】
TANAX(タナックス株式会社)
(バイク購入後、5週間めに取り付け)
南海部品で1つ2700円(定価3000円)を左右で2つ+ネジ径変換アタプタ450円と組み合わせて購入。
この製品のネジ径は10mmの為、カブ系への取り付けは、8mmへの変換アタプタが必要になります。
必要な工具は
14mmのスパナ(標準のミラーを外すのに必要)と
17mmのスパナ(ナポレオンミラーを取り付けるのに必要)
■最大の特徴である、うっすらと紫がかった鏡面の色は
店頭では違和感を感じるが、実際の走行では、すぐに慣れる。
■日中走行時は、薄いサングラスをかけているのと、ほぼ同じ視界。
おちついた色合いになるイメージ。
■夜間走行時は、心配した後方視界の低下は殆ど無く
後ろの車のヘッドライトも確実に感じられるが、眩しいとは思わなくなる。
元のミラーを10とした場合、全体の明るさが9程度になり、ライトのみ5以下になる感じ。
認識力の低下は殆ど無い。
■幅広のミラーは、ノーマルより高い後方視界を確保できる。
わずかに高さが減少するが、気にならない。
厳密に測定した訳ではないが、1.2倍程度左右の表示領域が増える。
リトルカブ純正の正円ミラーからの交換だと
体感的に1.5倍程度視界が増えたと感じる。
■ミラー部は大きいが、ステーが短い為、結果として車幅は変わらず
すり抜けなどに影響は与えない。
■ミラーの細かな振動はノーマルより少ない。
■「波長感応型防眩ミラー」と名乗るだけあり
ミラーが眩しい、と感じるシュチュエーションは、皆無になります。
気が散る事や、イラツキの防止になるので、安全性が向上します。
■デザインバリエーションが2種類しかない。
■他のミラーと比べ、値段が高い。
■買い換える必要が発生した場合、同じ物を買います。
後方視界・防眩・幅、を高いレベルで両立していますので
値段とデザインが許せるのであれば、お勧めです。